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【梅雨明け後の夏におすすめの花と管理のコツ】

梅雨明けからが本番!夏に強い花で涼やかな暮らしを

梅雨が明けると、いよいよ本格的な夏がスタートします。
日差しはどんどん強くなり、気温も上昇。人間にとっても厳しい季節ですが、それはお花にとっても同じです。
「せっかく飾ったのにすぐにしおれてしまった…」「玄関に置いた花があっという間に傷んでしまった」そんなお悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、**梅雨明け後の高温多湿な夏でも元気に咲いてくれる“暑さに強いお花”**をご紹介しつつ、
お花を少しでも長く楽しむための管理のコツも丁寧に解説していきます!

花屋として日々お客様にアドバイスしている実践的な内容なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

暑さに強いおすすめの切り花【5選】

まずは、夏に特におすすめしたいお花たちをピックアップ!
暑さに強く、飾ったときの存在感も抜群な「夏花たち」の魅力を紹介します。

1. ひまわり(向日葵)

夏の代名詞といえば、やっぱり「ひまわり」。
太陽のような明るさで、空間に元気を与えてくれます。切り花としても比較的暑さに強く、水揚げもしっかりしていれば長持ちします。

ワンポイント:
葉が蒸れやすいので、不要な葉は取り除き、こまめに水替えをしましょう。

2. トルコキキョウ

実は高温にも耐えられる品種が多く、暑い時期でも花もちがいい優等生。
色のバリエーションが豊富で、涼しげな白や紫系でまとめると、見た目にも爽やかです。

ワンポイント:
花弁が繊細なので、直射日光は避け、冷房の風が直接当たらない場所に飾るのがベスト。

3. クルクマ

夏になると出回る、個性的な南国風の花。
ピンクや白、グリーンなど落ち着いた色合いも多く、モダンなインテリアにぴったりです。
見た目以上に丈夫で、夏のアレンジメントにはよく使われます。

ワンポイント:
茎が太く、水の吸い上げが悪くなることがあるので、斜めにカットしてしっかり水揚げを。

4. グロリオサ

燃えるような赤や黄色の花弁が魅力。
暑さに負けず華やかさを演出してくれる夏のスター。
お祝いの花束やスタンド花にもよく使われます。

ワンポイント:
花が大きいため、他の花と一緒に飾るときはバランスに注意。枝ものと組み合わせると◎。

5. アンスリウム

ツヤっとした独特の光沢感があり、南国感たっぷりの個性派。
暑さに強いどころか、むしろ夏に元気になる珍しいタイプの花です。

ワンポイント:
直射日光やクーラーの風は避けて、やや湿度がある空間に置くと長持ちします。

管理のコツ:夏でもお花を長く楽しむために

どんなに暑さに強いお花でも、夏の室温は油断禁物!
ちょっとした手間でお花のもちがぐんと変わります。

1. こまめな水替えが命!

夏場は水がすぐに傷みます。
最低でも1日1回、できれば朝晩2回の水替えがおすすめ。
バクテリアの繁殖を防ぎ、茎の詰まりを防ぎます。

2. 茎は毎回カットし直そう

水替えのたびに1cm程度、斜めに切り戻すと、水の吸い上げが良くなり花もちがアップします。
とくに暑い季節は茎の中で雑菌が繁殖しやすいため、切り戻しは必須です。

3. 花瓶は清潔に保つ

ぬめりや汚れは雑菌の元。
食器用洗剤で花瓶を洗い、しっかりすすいでから使うようにしましょう。

4. 飾る場所も工夫を

冷房の風が直接当たる場所、直射日光が当たる窓際、熱がこもるキッチンなどは避けて。
玄関・廊下・洗面所など涼しい場所がおすすめです。

アレンジメントを長持ちさせる工夫

花束だけでなく、アレンジメントも夏はすぐに傷みがち。
オアシス(吸水スポンジ)に挿してあるアレンジは、特に水の交換が難しいため、次のような点に注意しましょう。
• 毎日霧吹きで水分補給
 → 乾燥しやすい夏は、花にもオアシスにもシュッと一吹き!
• 涼しい場所に置く
 → 日中は玄関やトイレ、夜はエアコンの効いた部屋に移動させてもOK。
• 受け皿の水をこまめにチェック
 → オアシスが乾いてしまうと一気に花がしおれます。1日1回の補水を!

夏こそ、花のある暮らしを

「夏は花がもたないから…」と飾るのをあきらめてしまう方も多いですが、
実は選び方と管理の工夫次第で、夏もお花はしっかり楽しめます!

また、ひまわりやクルクマなど、この時期ならではの花は、
季節感やおしゃれ感、元気な雰囲気を届けるギフトにもぴったり。

たかちゃんのお店でも、夏用のアレンジや暑さに強い花を使ったギフトを多数ご用意しているので、
ぜひお気軽に相談してくださいね!

まとめ
• 夏にはひまわり・トルコキキョウ・クルクマ・グロリオサ・アンスリウムなどが特におすすめ
• 管理の基本は**「水替え・切り戻し・清潔・置き場所」**の4点セット
• アレンジメントは霧吹きと補水を忘れずに
• 暑さに強い花を選んで、夏の花ライフを楽しみましょう!